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つながれっとクラブ定期講座ブログ

名古屋市男女平等参画推進センター(つながれっとNAGOYA)で開催された定期講座のブログです。
このブログは、名古屋市男女平等参画推進センター指定管理者NPO法人参画プラネットが運営しています。
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労働法を手がかりに!働き続ける女性へ、実践サポート(4)
名古屋市男女平等参画推進センター 2013年度・後期講座
労働法を手がかりに!働き続ける女性へ、実践サポート 
 
労働法では、働いている人々を保護するために、さまざまな権利や仕組みが整えられています。法律を活用して権利を主張し、必要な仕組みを利用する―そのためには、リスクやメリット、デメリットを知っておくことが重要です。労働法を手がかりに!さまざまな視点からの実践サポートを身につけます。

講座概要はコチラ
 
【第4回】
日 時:2月22日(土) 13:30〜15:30

講 師:木村美恵子(特定社会保険労務士)

テーマ:セクハラ・パワハラの被害者になったとき
 

第4回目も午前中に引き続いて、特定社会保険労務士の木村美恵子さんに、

「セクハラ・パワハラの被害者になったとき」のテーマでお話しいただきました。

講座の冒頭では、午前中の講義内容に対する質疑応答があり、その後にセクハラ・パワハラの実態と、被害にあった場合の対処について資料を元に詳しくお話しいただきました。

 

講座内容

機/場のパワハラ

Q1.パワハラってそんなに多いの?

Q2.パワハラを受けたことがある人はどのくらい?

Q3.パワハラを受けたら、みんなどうしてるの?

Q4.職場でどういう行為をしたらパワハラに当たるの?

Q5.パワハラとメンタルヘルス不調との関係は?

・パワハラを受けたときの対策

 

供/場のセクハラ

Q1.職場のセクハラってどういうことをいうの?

Q2.会社は職場のセクハラ対策をしてくれないの?

Q3.加害者と会社の民事・刑事上の責任

・セクハラを受けたときの対策

 

平成24年の各都道府県の労働局に寄せられたパワハラに関する相談件数は、平成14年に比べて7倍と急速に増加し、相談が最も多かった職種は、女性は医療・福祉関係であり、男性は不動産業だそうです。
 

また、パワハラに関する調査によると、4人中1人に被害体験があり、パワハラを受けた人のうち、46.7%は何もしなかったと回答しています。厚生労働省がパワハラに対する指針を定め、セクハラと同様に社会的な認知が向上した結果、相談件数も大きく増加した一方で、パワハラを規制する法律は整備されておらず、被害に対する対策は未だ不完全です。そのような現状も、被害について相談するなどのアクションを起こしづらい要因の1つと感じました。パワハラは、“業務上の指導”との線引きが困難な側面があり、ケース・バイ・ケースで対処する場合が多いそうです。
 

セクハラの場合は、均等法により、セクハラ対策を講ずることが義務付けられ、大企業においては対策整備が進んでいるものの、企業の大部分にあたる中小企業については未だ対策が遅れています。
 

パワハラ、セクハラいずれの被害の場合でも、第一に、日時や加害者、場所や状況について、なるべく詳細に被害の記録を残しておくことが重要です。また、孤立するのを避けて信用できる人に相談することは、心身の健康を保つためにも欠かせないことと思われます。
 

いずれの被害も、当事者の健康面や経済面に大きな障害となり得る重大な問題です。企業側の努力はもちろんのこと、周囲で起こる被害を見過ごさないなど、パワハラ、セクハラを許容しない意識を私たち個人が明確に持つことも、被害を防ぐ大きな要因であると感じました。(塚田 恵)


 
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