からだづくり、わたしづくり−自分と向き合う時間を大切にするために
2012.09.21 Friday
名古屋市男女平等参画推進センター 2012年度・前期講座
「からだづくり、わたしづくり―自分と向き合う時間を大切にするために」 日常生活で、さまざまな状況や立場からストレスを抱える女性たちが、 からだとこころの健康を取り戻すためのリラクゼーション講座です。 気功を取り入れた体操を取り入れ、「ほっとできる」時間と場をつくります。 講座概要はコチラ 【第5回】 9月21日(金)10:00〜12:00 季節の変わり目の養生法 講師:塚田恵(カウンセラー、元女性センター相談員) 9月も終わりに近づいてきて、 ようやく、秋を感じる空気になってきました。 6月末から始まったこの講座も、いよいよ最終回です。 今回は、 季節の変わり目(今回は夏から秋へ)に対応できる体でいるためのコツや、 そのために自分一人でできる体操を教えていただきました。 夏の終わりには、胸の下やみぞおちの辺りが固くなって、 どうしても胃の動きが悪くなりがち、なのだそうです。 そうすると、食欲がなくなって体力が低下したり、 反対に、無意識に食べ過ぎて余計、 胃に負担をかけてしまったりもするのだとか。 そんなお話から、胸の下を緩めるための体操をいくつかしました。 今回は最終回なので、 気功の体操のポイントをおさらいしながら、ゆっくり取り組みます。 <気功の体操のポイント> ◎呼吸を止めない ◎なるべくゆっくり緩める ◎体をに触れる手の力をできるだけ抜く。 (力を入れるときは、豆腐が崩れるか崩れないか、くらいがベストなのだとか) 塚田さんのブログでも、体操を紹介されています。ご参照くだされば幸いです! 「いきいきからだほぐしの会 なごや」 もうひとつ、涼しさが増して気をつけたいのは、 腰椎の骨と骨の間が固くなってしまって、ぎっくり腰になりやすくなること! 体の柔軟性を保つことが、とても大切、というお話もありました。 そのためにいくつか体験した「微妙運動」というのは、 仰向けになって寝た状態で、膝や腰の骨を微妙に動かす体操なのですが、 それが、「できれば1cmくらいの幅で動かせるように」というもの。 外から見たら、ほとんど動きが分からないくらいで動かすのがコツだそうです。 たとえば横に手足を大きく振るなど、大きな幅で身体を動かすことよりも、 微妙に動かす方が身体の柔軟性を必要とするため、 意識して微妙に動かそうとすることで、柔軟性も増すのだとか。 毎日お風呂に入る前とか、寝る前の少しずつの時間に取り組めば良く、 日々のケアで確実に身体が変わっていく、というお話には 気軽に続けてみよう、という意欲がわきました。 何より、ほとんど筋力を使わず、がんばらなくてもいいのが魅力的。 高齢の方や、もともと体力のない方でも続けやすそうです。 さて、今回で最終回のこの実践講座。 受講生の方たちからの、熱い継続の声もあり、 10月から、塚田さんご自身の教室が開催されることとなりました! 上記「いきいきからだほぐしの会 なごや」のブログでご紹介されていますが、 ご関心のある方はぜひ、一度体験をしてみていただけると嬉しいです それでは、全5回をご一緒できたみなさま、ありがとうございました。 是非、少しずつでもご自身の生活に取り入れていただき、 こころもからだもゆったりできる時間を意識してお過ごしいただけたら幸いです。 |