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つながれっとクラブ定期講座ブログ

名古屋市男女平等参画推進センター(つながれっとNAGOYA)で開催された定期講座のブログです。
このブログは、名古屋市男女平等参画推進センター指定管理者NPO法人参画プラネットが運営しています。
「韓国ドラマを120%楽しむための女性学―ドラマにみる家族・社会・そして女性たち」
 名古屋市男女平等参画推進センター 前期講座
「韓国ドラマを120%楽しむための女性学
―ドラマにみる家族・社会・そして女性たち」

講座概要はこちら

第4回 「善徳女王」(2009)〜パワフルな女性たち〜 
2011年7月24日(日)13:00〜15:00
講師 山下英愛さん(立命館大学非常勤講師) 

今回取り上げた「善徳女王」は、女性パワー(女風)が吹きはじめた
90年代後半以降に作られた時代劇。
この年の演技大賞などを総ざらえした大作です。
ミシルとトンマンという二人の女性が王位をめぐって闘う物語ですが、
実在の人物が多く登場するも、史実にはもとづいていないとのことでした。

ドラマの概要や登場人物の説明に始まり、
ドラマの視聴(30分程度)をしました。
壮大な歴史ドラマに見入ってしまいました。

このドラマが人気だった背景には、
韓国における女性たちの活躍があげられます。
女性運動の高まりを背景に進んだ女性たちの社会進出と
政治参加を進めた90年代のクオータ制の法制化運動、
女子大のリーダーシップ教育の充実などにより、
政治家、CEOなど、さまざまな領域への
女性の進出がめざましいという現実が、
活動的な女性像を表現したドラマの人気を後押ししたようです。

4回、それぞれのテーマでの学びをとおして、
時代を背負い、地位向上のために闘ってきた韓国の女性たちに
思いを馳せながら、今回の講座を終えました。

韓国の社会的背景や、文化的な知識を得ることで、
今後より一層、いろいろな視点でドラマを楽しむことができそうです。


〜参加者のアンケートから〜
歴史、文化など不思議に思っていたことが解決して、
ドラマの背景がわかりやすくなった。
講師が日本、韓国の文化両方に精通していてわかりやすかった。

150%楽しめました。ドラマの社会背景、時代背景がわかると
もっともっと面白くなるものなんだなと思いました。

6月に催されたつながれっとまつりでも講演をきく機会があり、
それまでランダムに見てきたドラマや映画の内容が整理されたり、
次に見るときにいろんな視点から見ることができるだろうなと
楽しみもできました。

ドラマを通して韓国の女性の社会的位置について
勉強できたので良かったです。
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「韓国ドラマを120%楽しむための女性学―ドラマに見る家族・社会・そして女性たち」
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―ドラマにみる家族・社会・そして女性たち」

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第3回 「がんばれ!クムスン」(2005)
   〜シンデレラからキャンディへ〜 
2011年7月24日(日)10:00〜12:00
講師 山下英愛さん(立命館大学非常勤講師) 


今回は、
山下先生が韓国家族の変化を表すドラマの一つだと分析する
「がんばれ!クムスン」を取り上げました。
このドラマは2005年度、
第7回「男女平等放送大賞(大統領賞)」を受賞しています。
受賞理由は、このドラマが
「‘代案家族’の意味と、主体的な女性像を再現し、
その過程で結婚と離婚、育児と再婚の問題を詳しく扱い、
家族についてもう一度考えさせるきっかけを与えた」とのことでした。

ドラマの概要や登場人物の説明に始まり、
ドラマの視聴(20分程度)をしました。

このドラマには背景として戸主制が大きく関わっており、
戸主制廃止をめぐる世代間のギャップや葛藤が随所に表現されています。
また、一度父親からもらった姓は変えられないという「姓不変の原則」が
女性の再婚や子どもにとって大きな壁となっていたことなど、
韓国の家族事情が良くわかります。

このドラマが人気を得た理由として、
主人公クムスンの、苦境を乗り越えがんばる姿が共感を得たということ。
ギャップがある中で最終的には和解へ向かうことなどをあげていました。

「がんばれ!クムスン」絶対に見てみよう
もうすでに視聴したことのある参加者のみなさんも、
もう一度見てみようと、きっと思ったことでしょう


家族法改正運動では韓国の女性たちが活躍しました
2日目の様子


















講師の山下英愛先生
山下英愛さん















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第2回 「初恋」(1996〜1997)
  〜最高視聴率ドラマに見る家族とジェンダー〜
 
2011年7月23日(土)13:00〜15:00
講師 山下英愛さん(立命館大学非常勤講師) 

今回は90年代以降の最高視聴率ドラマ「初恋」を題材に、
ドラマを女性学的視点で分析し、権力と暴力とジェンダーの関係、
また、登場人物のジェンダー的特徴についてお話しいただきました。

ドラマの概要説明に始まり、
ドラマの視聴(初回部分10分程度)をしました。

また、「父系血族中心の家族制度」や、「姓」「本貫」など
日本とは異なる事情を教えていただきました。

合わせてドラマの時代背景や、人物像のジェンダー的特徴、
その時代のジェンダー役割についてもお話されました。

特にこのドラマの特徴である暴力シーンについては、
社会(腕力、経済力、家門の地位など)の中の力の支配や、
家族の中のジェンダーによる権力関係、
貞操観念が大きく関わって現れているということでした。

90年代のドラマは、男性が主人公で女性は客体としていることが多く、
家族の絆が血族意識として描かれているようです。
なぜだかわからないけれども、
暴力シーンは視聴率が上がったという話もありました。
新しい時代へ移行する過渡期であったようです。

今回の講座で知識を得たことで、社会的、文化的な日本との差異が
理解できると、今後韓国ドラマを視聴する上の楽しみ方や納得度が
全く変わってくると思いました。

韓国への興味が増した1日でもありました。

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第1回 「韓国ドラマの歴史と社会の変遷」 
2011年7月23日(土)10:00〜12:00
講師 山下英愛さん(立命館大学非常勤講師) 

韓国ドラマを通して、韓国の家族、女性、歴史などについての知識を深め、
考えるきっかけとする講座です。

第1回では、60年ほど前、韓国でTVドラマが始まってから
現在に至るまでのドラマの変遷を、韓国の社会的背景や
女性の置かれてきた状況などと照らし合わせながら辿っていきました。

1.TVドラマの始まり(1960年代)
2.経済成長と大衆文化(1970年代)
3.軍事独裁と打倒:挫折と希望(1980年代)
4.民主化時代とドラマの多様化(1990年代)
5.韓流時代のドラマ(2000年代)

朝鮮戦争の復興期から軍事的政治体制を経て民主化へ。
そして、生活が多様化していくのと同時に人々の価値観も多様化し、
ドラマも変化していきました。
年代をいくつかに分類し、社会背景とドラマの特色を
ていねいに説明していただきました。
ドラマの映像を交えながらの2時間はあっという間の時間でした。

参加者は韓国ドラマが好きな方が多くいらっしゃったようで、
山下先生の問いかけに、大きくうなずいていました

また休憩時間には、初めて会った参加者の方たちもすぐにうちとけ、
共通の話題に花を咲かせていました


講座の様子
講義の様子


講師の山下先生
講師の山下先生

















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