「からだと心をみつめて―自分と向き合う時間を大切にするために」 第4回
2010.11.30 Tuesday
名古屋市男女平等参画推進センター 後期講座
「からだと心をみつめて―自分と向き合う時間を大切にするために」 講座概要はこちらから 第4回:2010年12月4日(土)13:30〜15:30 講 師:岩月麻里(鍼灸マッサージ師) 「からだとこころをほぐしながら、自分と向き合う時間を大切にする」ため、 毎回、いろいろな体操法を体験し、 自分に合ったからだケアを見つけていただくのが目的の、今回の講座。 第4回目は、鍼灸マッサージ師の岩月先生をお迎えしました。 岩月先生も、名古屋市男女平等参画推進センターのオープン当初から センターの貸室を利用され、講師活動を継続していらっしゃいます。 名古屋市守山区に「鍼灸マッサージおばた治療室」を開設されており、 各地での教室も始めて10年になる、ベテランの先生です。 講座では、ご自身が考案された「ほのまき体操」(後述)をベースに、 自分で自分のからだを整えるための手法を教えていただき、体験しました。 その「ほのまき体操」とは、 ほ・・・マッサージの「ほぐす」 の・・・ストレッチの「のばす」 ま・・・整体の「関節をまわす」「骨盤を整える」 き・・・筋トレの「筋肉を強くする」という4つの要素からできていて、 「からだを他者に治してもらう、治し方を教えてもらう」のが目的ではなく、 「自分で治せる体になる」ことが目的なのだとか。 からだの仕組みを理解して、自分のからだの癖や特徴を知り、 からだの使い方、普段の姿勢、ほぐすポイント、鍛える部分など、 自分のからだに必要な知識を身につけて実践することで、 結果的には病院のお世話になることも減り、 快適な暮らしができる、という先生のお話には納得しました。 基本は全て自分の力で行うため、 無理なく、からだに過度の負担をかけずにできるのもメリットです。 講座の様子 まずはストレッチで、からだの部分を意識して伸ばします。 骨盤の骨格見本(!)で、骨の仕組みを教えていただいてから体操。 自分で理屈がわかっていると、からだの動かし方もイメージしやすいですね。 受講生からのコメント ・全身がほぐれて気持ち良くなりました。 部分ほぐしはこれからも一人でやれそうで参考になります。 ・身体のしくみ(模型)の説明の上での体操なので説得力があり、 一番良かったです。 ・肩こりが気になっていました。体操のあと、すっきりしました。 ありがとうございました。 ・体を伸ばすととても気持ちの良い感じを、 整体でなくても自分で体感でき、とても嬉しかったです。 やる前と後との違いには驚きました。 ・・・・・・・・・・ 体操の前も後も、同じ自分のからだのはずなのに、 軽く感じるところが不思議ですね。 さて、今回で全4回の講座も終了いたしました。 受講してくださった皆さまにとって、 「自分に合うかも」と感じられた体操はありましたでしょうか? どの回も、それぞれの先生方から、表現は異なりますが 「自分のからだと向き合い、大切にすることが、 こころをいたわることにつながっていく」、というメッセージを 伝えていただいたことに感謝しています。 特に女性は、他者へのケアに時間を取られて過ごすことが多いもの。 日々の忙しさの中で、自分のための時間をつくるのは難しいのですが、 今回、せっかく学んだ機会をきっかけとして、 より一層、自分をいたわることに目を向けていただければ幸いです。 それでは、2010年も、終わりに近づいて参りました。 どうぞ、ご自身のからだとこころを大切にする毎日をお過ごしください。 |