メディアを活かそう!市民からの情報発信
2012.12.02 Sunday
名古屋市男女平等参画推進センター 2012年度・後期講座 実際に映像ニュースを発信している 熱田敬子さんを講師に迎えて 「発信にむけて―知っておきたい心得と、はじめの一歩」として、 実際に映像作成や発信する場合の方法を提供していただきました。 熱田さんは、 女性のためのポータルサイトを運営する NPO法人ウィメンズアクションネットワークの VoicesWAN(以下、V−WAN)のチーフとして、 女性に関する問題を女性の視点で ニュースにして届ける活動を展開しています。 マスメディアとは一線を画し、 市民の目線で情報発信することが重要と考え、 素人でも簡単に映像をつくり発信できることを実践しています。 「講師の熱田敬子さん」 この回では、実際に機材をお持ちいただいて、 さまざまな事例をあげていただきながら、 「私たちにもできる」情報発信の具体的な方法をお話いただき、 最後に「自分のテーマで実際に映像を撮るとしたら、 どんな構成で撮るのか」を考えるワークショップを行いました。 以下、レジメより 0 情報発信しよう! インターネットと映像の力 「一人テレビ局」の時代 1 どんな機材をそろえる? 2 撮る前に気をつけよう 3 構成を考えながら撮る 最終回となるこの時間は、 今まさに活動している熱田さんの具体的な内容で、 ご自身が活動をしながら試行錯誤し、 工夫してこられた知識や技術を惜しげもなく提供くださいました。 実際に使用されているビデオカメラやマイクなども持参して 目の前で説明してくださったり、 iphoneで実際に撮影して見せてくださったり、 熱田さんの講義はこれから始めようと考えている受講生にとっては、 実践的な内容になったのではないでしょうか。 今回の「メディアに活かそう!市民からの情報発信」の実践講座は、 一般的な人気のある講座のテーマとは 一味違ったものとなりました。 決して多くはない受講生ではありましたが、 受講生のおひとりから「東海地区では、 このようなメディアをテーマにした講座がなかなかありません。 いろいろ探してやっと見つけた講座でした。 こういう講座を待っていました」というメッセージをいただきました。 今回の受講生の方々がこの講座をきっかけに ぜひ市民メディアの一人として情報発信されることを願っています。 そう遠くないうちに、ぜひ同窓会と称した上映会を企画してみたいです。 (企画・担当:伊藤静香) |